愚かな個性を大事にしたい

人の夢や個性は時に愚かに見えることがあります。
むしろみんなそれぞれ育ってきた環境が異なるんだから、お互いの個性は変わって見えてしかるべきなのかもしれません。
ただそんな夢や個性が愚かに見えてしまうのは、ほとんどの人が他人の目や評価を気にして、本来持っている夢や個性がブレたり隠れていたりする中で、それを表に出すことが特異(非常識)なことになってしまっているからだと思います。
今の世の中では単一的な評価軸で人を判断することが一般的です。
効率的に物事を進める上でそうすることが役立つため見過ごされがちですが、単一的な評価で判断することは、その人が個性を発揮するのを妨げます。 そのような状態は本当に世の中に価値を生み出すことに繋がるでしょうか。
私は個人で考えた場合はもちろん、チームで考えた場合は特に、それぞれの個性が発揮されることで、メンバーですら想像がつかないような新しい調和が生まれると思っています。
そこから生み出されるサービスやプロダクトは、その人、そのメンバーにしかできないことであり、それにこそその人達でやる意味があると思います。
そのために一般的には負の側面で捉えられがちな特徴すらも認め合える。そんなチームでありたいと日々思っています。
そのようなメンバーであれば、お互いの個性をぶつけながら、誰も想像のつかない未来が描けるはずです。